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ますます、北海道米に米チェン!
「北海道のお米はおいしくない、北海道米はやっかいどう米だ」というのも過去の話。
現在は味も質も向上し、品種開発と栽培技術の一層の進化により、好みやこだわりでおいしさを手軽に安く選べるようになりました。
北海道米の歴史
北海道で本格的な稲作が始まったのは1873(明治6)年、それまで寒冷地には不適とされた北海道での稲作ですが、明治期の入植者たちの白米が食べたいという強い願いと、執念ともいえる努力が耐冷品種の収穫に結び付いたのです。
その後、冷害と闘いながらも土づくり、水温の工夫、画期的な品種改良を繰り返し、「きらら397」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「おぼろづき」という北海道米の主要品種誕生にこぎつけました。
おいしさしっかり、北海道米
栽培技術の向上により、味や質、生産量ともに安定している北海道米。
日本穀物検定協会発表の最新の食味ランキングでは「きらら397」「ほしのゆめ」「ななつぼし」が、「コシヒカリ」「ひとめぼれれ」「あきたこまち」など日本を代表する銘柄と並ぶ「Aランク」に輝いています。
「北海道米は府県産米にくらべておいしく、 冷めても食味がよい」と高く評価されました。
かつて「冷めると味が落ちる」と言われていた北海道米ですが、 品種改良や土づくりなどの工夫を重ね、おいしさがぐんと向上しています。
北海道米は、でんぷん質をたっぷりと蓄え、一粒一粒がしっかり。そのため形崩れしにくく、日本人の好みに合ったごはんに炊き上がるといわれています。
クリーンで安心、北海道米
北海道の稲作の農薬費は全国平均と比較すると低く抑えられています。
北海道特有の冷涼で湿度の低い気候は稲の病気が発生しにくく、農薬の使用回数や使用量を抑える一因になっています。
さらに、生産者が土づくりや農法などを工夫し、化学肥料を抑える米づくりに取り組むなど、自然と人がいっしょに育てる安心のお米です。
おいしさいろいろ
北海道米には「きらら397」をはじめ、白さ、つや、粘りは「あきたこまち」並みといわれる「ほしのゆめ」、軟らかさが自慢の「ななつぼし」。さらに、もちっとした食感の「あやひめ」、「コシヒカリ」にも優ると言われる「おぼろづき」など、北海道米は、好みやこだわりに合わせて自由に選べるほど充実しています。
また、気候が涼しく虫が出にくいために使う農薬の量も減ってます。